イギリスよりSarah Abbott MW女史が高畠ワイナリー来訪
2017年11月22日、イギリスよりSarah Abbott MW女史が高畠ワイナリーに来られました。
初雪から数日でワイナリー内は白粉を塗ったようになり、本格的に高畠らしくなった面持のなかで短い時間でしたが、貴重な意見交換ができ、また当ワイナリーだけでなく、今の日本ワインの現状、課題、さらには今に至る過去数十年の市場の変化、新規免許交付数の推移、その時代や法制度などを説明することができ、今のワイントレンドは単なる一過性のものではなく、多くのお客様や諸先輩らが蓄積くださったもので、その時その時で、解決が困難だった諸問題が一つづつ解き放たれえて、今があること…
だからこそ、今の問題を見過ごさずに着実に解決して未来のために進化させるべきだと言うことを、私なりに説明した ”つもり” です。
ワイン審査会で数名のMWの方をご存知であったこと、また、過去にその審査会で最優秀日本人審査委員賞をいただき、ボランジェ―の奨学金でメルボルンで開催されたMWの夏季セミナーを一寸覗かしてもらったことなどから、話が脱線しそうになりましたが、定められた時間の中でのプレゼンとテイスティング… をなんとか纏めることができました。
マスターオブワインとエノログという異なるアスペクトにおいて互いの立場を尊敬しながら充実した時間を持てたことは最高でした。
プロフェッショナルとは、相互理解ができる者を指し、相互理解とは、先ずお互いの違いを理解できる能力を指す… 以前勤めていた南九州コカ・コーラで受けた「管理者研修(人事教育の一環))」のときにインストラクターから教わった小ネタです!
今回の取材をアレンジくださった、ジェトロおよびJFOODO関係の皆々様、心より感謝いたします。
また、Sarah Abbott MW女史には、今回の取材で一緒に座った松田と四釜を連れてロンドンにて再訪を誓いました。
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