主な事業内容
エノリューションは、ワイングローワーとワイン文化を
育みながら幅広くワインのコンサルタント活動を行っています。
①ワイン醸造管理技術指導
②ワイナリー経営、マネジメント
③ワイン教育・啓蒙
④HACCPなど衛生管理
ワイン醸造技術管理指導
ワインの技術コンサルティング
a. ワインのデザインからプロダクツの完成までの包括指導
b. 既存製品の品質向上
既に製造販売されている製品の品質向上を願う場合、製造方法の改善を行うことで飛躍的な変貌が
実現できる場合があります。現在抱えているお悩み、また更なる品質改善で高い位置を目指したいなど様々なご要望にお応えし現状の精査から改善まで現場に寄添い対応します。
ワインの流通販売における技術管理
a. ワインの品質管理指導
b. 広告媒体などでの技術指導、品質異常時の対応サポート
ワインの品質を物語る技術的な情報というのは専門的な内容なので広告媒体への掲載時などで煩雑になる場合があります。また、品質の異常によるクレームへ処理で正しく原因を見極め、お客様へ真摯に説明することは顧客対応で大切です。
長年の経験より、媒体への技術指導やクレーム原因の究明からお客様や生産者との連絡通信の サポートにおいてエノログとしてお手伝いいたしますので、輸入、国産などワインの産地の隔たりなくご相談ください。
ワイナリー経営・マネジメントサポート
企業ブランディング
a. ワイナリー新規設立から運営におけるサポート
製造免許や各種許認可の取得、設備の選択から設計をはじめとする新規設立から、実際のワイナリーで
行うデイリーオペレーションにおける運営まで、規模や予算に応じて無理のない現実的なプランをご提案いたします。今まで、多くの未経験者や経験の浅いスタッフや様々な現場での異なる条件で指導を行った経緯から、人や現場を選ばない何方でも理解でき安心してワイナリーを運営できるサポートを心がけます。
b. 起業からブランド設立およびブランド維持サポート
ブランドの維持はワイナリーのビジネス継続においては最重要課題のひとつです。ワイン製造での情報
と設備がグローバル化されワインの品質が平準化されるなかブランディングの特色化はワインの品質を
支える骨格となります。
観光・営業・広報サポート
a. ワイナリーへの誘客活動の提案
ワイナリーへの誘客は、売上の向上以外にワイナリーへの認知度と理解度の向上という、中長期的な視点からワイナリーの支持層獲得の大切な生命線です。誘客活動の最先端である産地、ナパヴァレーをはじめとする海外や国内での誘客活動の実績に基づいて様々なご提案が可能です。
b. ワインツーリズムの企画・運営サポート
ワインツーリズムを単なる観光ワイン、おみやげワインだけでなく、次世代に繋げられる立体的な複合産業に昇華できるマルチツーリズムから、素朴なワイナリー訪問まで、プランに合った多くの案を総合・国内旅行業務取扱管理者の目線から企画・運営サポートを行います。
ワインツーリズムを視野に入れたコラボ企画の例は、下記をご確認下さい。
HACCP 食の安全推進
HACCPに基づくプログラムの構築
a. HACCPプログラムの構築と一般的衛生管理の定着
HACCPはHazar HACCP 衛生管理サポーでAnalysis and Critical Control Pointの頭文字からなり、食品を製造する際に工程上の危害を起こす要因(ハザード; Hazard)を分析しそれを最も効率よく管理できる部分(CCP; 重要管理点)を連続的に管理して安全を確保する管理手法です。 HACCPは2020年に食品衛生法で義務化されることが決まっておりワイン製造業もそのひとつです。そうした中、ワイン製造に特化したHACCPの管理手法を解りやすく現場に定着させ、市場からの信頼を一層勝ち取るお手伝いを行います。日本のワイン造りは、高温多湿な環境を好むカビやバクテリアなどの 微生物によるワインの汚染を防ぐとともに防塵防虫防鼠が必須です。これをHACCPにおける一般衛生管理技法ととともに製造現場に定着化するお手伝いをします。
b. HACCPに基づいた教育プログラムの実践
2020年のHACCP義務化で、従業員50名以下の製造や飲食の提供を行う現場もHACCPに基づいた管理が求められます。
試飲や試食を日頃行うワイナリーの試飲スペースや売店などの現場での教育とともに、製造から提供まで安全と安心に徹底した環境を目指すうえでの「HACCPに基づく業務運営マニュアルの構築」お手伝いをします。
a.日常的な運営におけるHACCPに基づく管理技法の導入
1960年代に、米国で宇宙食などの食品の安全性を確保する技法としてHACCPはスタートし、現在多くの食品の安全性確保に応用されています。異なる人種や習慣のスタッフが働く食品製造現場で安全性を確保するHACCPだからこそ、これに基づいた教育プログラムは今後のワイン製造現場で数多く応用が期待できます。
b. 人に依存しない理想的な運用マニュアルの完成
HACCPの考え方をベースに、起こりうる危害を予め想定した運用を行うことで、ワイン製造の専門的な素養や経験の浅いスタッフに対しても、人に依存しない安定した品質のワイン造りが可能なマニュアルで製造技術指導をお手伝いします。
ハサップ(HACCP)に関する関連記事は、こちら↓↓↓
ワイン教育 啓蒙(ワイン・グローワー活動)
ワイン業界を対象にした教育活動の実施
a. 製造スタッフ、エノログなどワインの造り手を教育する
ワイン造りを担うスタッフを段階的にステップに従い教育します。ブドウを育て、ワインを熟成するように、ワインを製造するヒトを育てることはワイングローワーにとって大切な使命です。
エノリューションでは、何十年先の事を見据えたヒトづくりこそワインづくりであると考えます。
b. ワイン業種の垣根を越えた教育でワイン 文化の向上
多くの方々の共演でワイン文化は醸されます。
造り手、流通、サービス、消費など垣根を越えてワインに関わる範囲での教育こそが未来のワイン文化の向上を実現します。
c. 各種セミナー、 講演・執筆、翻訳・通訳(英語)
ワインに関わる翻訳・通訳
また、ワインに関わる専門用語や知識を必要とする翻訳・通訳(英語)にも対応できます。
過去のセミナー及び講演の実績は、こちら↓↓↓
ワイングローワーに関する記事は、こちら↓↓↓
セミナーについて
エノリューションでは、ワイン醸造技術管理士であるエノログ目線ならではの業界プロ向け、及び飲食店様スタッフ向けのワインセミナーを行っています。
現在は、コロナウイルスの影響で対面でのセミナーよりオンラインセミナーを希望される場合も多いため、ZOOMなどでのセミナーも対応しております。
ワインの知識を深める方法は、産地による葡萄、ワインの香りや味などの特徴を深く知るというアプローチが主流ですが、エノリューションがご提案するセミナーは、代表の川邉が30年以上かけて培ったワイン醸造に関する知識を自らの言葉で分かりやすく説明するものとなっており、その下支えになっているのは、主に下記の2点です。
★日本とアメリカ二つの国で30年以上もワインメーカーとしての実績
★学問としての醸造学を日本の大学とカリフォルニアで習得
そして現在も海外の文献を読み今の醸造学を学び続けている進化系の特別セミナーです。
セミナーは、10のトピック構成で、1セミナーあたり90分でご案内しています。
例 トピック1
「ワイン醸造と微生物:発酵と汚染」
<自然酵母、選抜酵母、汚染乳酸菌、良性MFL菌による発酵の違い>
講師である川邉は、教員免許も持っているので、講座を受けた生徒様からは
「わかりやすい、又受けたいというコメント」や
「従業員のワインに対する取り組み方が変わって会社全体のムードが良くなった」
などのお声を沢山頂いており、受けられた方のリピート率はかなり高いです。
そのお蔭で現在、都内や地方の飲食店様からスタッフ教育の為のセミナーを多くご依頼頂いております。
エノリューションでは、エノログ川邉久之が30年以上かけて培ったワイン醸造に関する知識を出来るだけ沢山の方々へ伝える事をミッションと考え、ワイングローワー(ワイン文化を共に育てていく人々)活動に寄与する事を目標にしています。
セミナー内容一例
大きくは、以下の3つのカテゴリーに分かれます
1.ブドウ栽培概要
2.ワイン醸造概要
3.テイスティング概要
受講対象の方々のニーズに合わせテーマを絞込み
セミナーの骨組みをご提案致します
ワインセミナーにご興味のある会社様は、是非下記へご連絡をお願い致します。