東京バイオテクノロジー専門学校にて
2018年2月10日
東京バイオテクノロジー専門学校にて「海外研修事前集中講座」のワイン部門を担当しました。
一限目は「ワイン製造全般、近代醸造まで至る経緯」
二限目は「ワインの欠陥臭の発生要因と回避策、日本ワインの現状と課題、イタリアワインをベースとした旧世界と新世界のワイン文化の対比」
三限目は「ワインの欠陥臭を感知、ワインテイスティングの方法と食事とのマリアージュ、ワインの官能評価法、ピエモンテのワインを中心としたテイスティング実習、質疑応答…」でした。
2009年まで教鞭をとっていましたが、今はこの集中講座のみの担当で、90分×3コマをマイクなしの Unplugged Live!
久しぶりにかつての学期の始まりみたいに、講義後に心地よい腹筋の痛みです。
学生さんは2年生で、来学期は就職活動です。
聞くところによると、3名(男性1名、女性2名)がワイン製造業界に進みたいそうです。
この専門学校は、ワイン業界に入り実務経験を3年積めば、我々のようなエノログの資格認定を満たすプログラムなので、後は学生さん本人らの頑張り次第ですね!
兎に角、若い学生さんは希望に溢れており、クマノミみたいに貪欲に知識を吸収します。
今回は、学生さんの他に現役ワインメーカーやシードルメーカーなど、業界関係者もクラスに参加されましたが、このような継続的な技術の生涯教育は、今後の日本ワイン業界にとって必須だと改めて痛感いたしました!
学生の皆さん、Have a great trip !
学校関係者の皆さん、今回の機会をくださった事と本日の献身的なサポート、心より感謝いたします。
m(_ _)m
エノログ
川邉久之
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