「日本ピノ・ノワール サミット2018」

2018年2月12日
「日本ピノ・ノワール サミット2018」に出展いたしました。


テロワール、苗木クローン、創りの哲学、目指すスタイル…
様々な課題がありますが、ニュージーランドから来られた小山さんの言われた「海外へ輸出するワインを国の機関が品質鑑定をしたものしか輸出しないことでせかいしじでのブランドを構築する」というのは、かつての清酒での等級制度のように過渡期の市場で品質を向上させるうえでは必須(その後の安定期では廃止してもよい)だと同感でした。

また、アメリカはじめニュージーランドなどでも行われている、単なる意見交換だけでない生産者の各層(現場従事者、監督職、管理職、経営層)への生涯教育こそが業界のサステイナブルを確約するものだと確信しました。

土曜日の東京バイオテクノロジー専門学校での講義から本日に至るうえで「人こそがテロワールをなす本質なり!」と改めて実感すると共に、明日からの歩幅と方向性が見えた一日でした。

改めまして、この機会をくださった方々、またご来場くださった皆様方に感謝いたします。

エノログ

川邉 久之


 #日本ピノ・ノワールサミット  #テロワール

エノリューション

代表の川邉久之は、カリフォルニア、ナパバレーにて15年間ワイン醸造に携わり、国内ワイナリーのコンサルタント、醸造責任者を経てワイン醸造技術士として独立。日米30年以上のワイン醸造経験を生かしたワインに関わる問題解決と発展を使命として活動中。

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