高崎ワインアカデミー Vol.6ご報告


                 

2021年2月22日、高崎市の仲沢酒店 様による 高崎ワインアカデミーにて下記をテーマにしたワインセミナーをおこないました。


ワイン造りの様々な呼称と醸造学的特徴
減農薬・無農薬、有機ワイン、自然派・ナチュール、サステイナビリティー 等


昨今の自然派ワインブームのなか、有機ワイン、ビオディナミ、サスティナブル、無添加など、多くの異なる呼び名でグループ分けされたワインを多く目にします。


そうしたワインの背景を紐解くとともに、そのブドウの栽培農法、ワインの醸造技法と添加物という、醸造家の観点から掘下げるとともに、その特徴を参加者の方々とシェアしました。


現代のワイン製造技術では、美味しく品質の安定したワインがつくられることは当り前とも言えるなか、栽培農法での化学肥料や農薬の使用を控えることや、ワイン醸造における過度の工程や添加物を省くなど、「レス・アディティブ(添加物の低減)、レス・プロセス(工程の低減)」はSDGsが提唱される持続型社会のなかでは、ワインのみならず、我々が取組むべきテーマだと言えます。


今回は、これら数多い呼称のワインを紐解く事で、生産者の取組みをより一層理解するとともに、こうしたワインを消費することで、彼らの社会や環境への配慮する姿勢に寄添い共有する、新しいワインとの付き合い方も新しいスタイルであることを解説いたしました。


ご参加くださった皆さま、主催くださった仲沢商店の皆さまには改めて深くお礼を申しあげます。


エノログ目線で切り取るワインセミナーを高崎ワインアカデミー様で2か月に1度のペースで行っています。次回は、4月の予定ですので、ご興味ある方は、仲沢酒店様のサイトをご確認下さい。




#SDGs #サステイナブル #ナチュールワイン #減農薬 #無農薬 #ビオディナミ #自然派ワイン #ワイン醸造 #ワイン女子 #ワイン好きとつながりたい

エノリューション

代表の川邉久之は、カリフォルニア、ナパバレーにて15年間ワイン醸造に携わり、国内ワイナリーのコンサルタント、醸造責任者を経てワイン醸造技術士として独立。日米30年以上のワイン醸造経験を生かしたワインに関わる問題解決と発展を使命として活動中。

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