ワイン王国123号
6月5日発売『ワイン王国123号』に川邉が出ています。
特集『日本ワイン ブラインド・テイスティングで選んだ本当に美味しい63本』でテイスターとして参加させて頂き、ソムリエ、ワインジャーナリストの方々とともに215本の日本ワインをブラインドで評価し、厳選な審査により秀逸なワインを抜粋しました。
個性あふれる日本ワインを一同にブラインドテイスティングする機会は、品評会の審査以来の久しい体験で、ワインのスタイル以外にも多くの側面を知ることができました。
ここに掲載された63本のワインを、現在の日本ワインを代表する高品質な美味しいワインの規範として、これに近付くように品質を向上すれば日本ワインの総合水準はさらに高くなるでしょう。
海外で品質が急激に伸びたワイン産地では、誌上や品評会などの評価の結果を造り手が凝視して研究し、そうした評価を受けるワインに追いつけ追い越せという切磋琢磨する姿勢から年ごとに品質を上げてきました。
ワインを造っていたころは、「来年こそは我々のワインも!」と、いつか表ページに掲載されることを夢見て、優良ワインに向けられたコメントを意識しすぎるほど分析してワイン造りに取り入れていた記憶があります。
それくらい、ワイン評論や品評会などは、ワイン造りの「P(Plan計画)、D(Do実施)、C(Check評価)、A(Action改善)」でのCheckにおいて重要なリソースだと感じます。
今号も、異なる属性のワイン関係者による、今の日本ワインを率直に評価するコメントが満載です!
また、この号の「日本ワインのツーリズムを楽しもう」の頁に、青森・弘前を紹介させていただきました。ご興味のある方は是非ともお手にとって観てください。
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