イギリスからアンソニー・ローズ氏がワイナリーに来て下さいました
2018年1月16日
快晴、朝から−14℃…
イギリスからアンソニー・ローズ氏が取材で来られました。ワイナリー施設案内とシリアスなテイスティングで、県内の生産者からのワインと弊社のワインを評価くださいました。
氏とは長年、Japan Wine Challenge、日本ワインコンクールでの審査員として、私とアシスタント松田も顔見知りで、楽しい雰囲気の中にも緊張感漂う貴重な時間を過ごせました。
その後、米沢の「べこや」さんで、恒例の”米沢牛すき焼きアフター”で、松田厳選の秘蔵ワインを含む楽しいひと時…
高畠町のハウス棚で栽培した ”黒い宝石” ビジュ・ノワールかお気に入りで、その親元を探るため松田がスマホで検索、石井さんと私が英訳して、甲州三尺 & メルローで山梨27号、んでマルベック掛けてビジュ・ノワール! と説明しました。
ビジュ・ノワールの可能性は∞で、特にハウス棚での栽培では、セニエし無くても真っ黒になり、酒質もエレガントなので今後のボルドースタイルのブレンドを助けてくれるでしょう!
今回の評価を受け、高畠ワイナリーの100年構想 “Century-Long Dream” における、世界基準の高品質ワインへの挑戦に向かう中、非常に貴重な発見も数多くありました。
また、高畠ワイナリーのシャルドネ樽発酵で描くビジョンが正しい方向性に向かっていることを、「ブラインドで試飲したなら…と表現する」と、我々がフォーカスする彼の地のワインで評してくださったのは、栽培と醸造を担う若いスタッフにとって何よりの励みになったようです。
アンソニーさん、石井さん、そして日本ワイナリー協会関係者の皆様、本当に有難うございました。
Œnologue
川邉久之
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